かずきのBlog@hatena

すきな言語は C# + XAML の組み合わせ。Azure Functions も好き。最近は Go 言語勉強中。日本マイクロソフトで働いていますが、ここに書いていることは個人的なメモなので会社の公式見解ではありません。

CloudServicesのWorkerRoleでアプリケーションログを出す #azurejp #jazug

Azure SDK 1.xの時代からタイムスリップしてきたのですが、ログの出し方が変わってたんですね。

Azure SDK 2.6 の Azure Diagnostics に移行する | ROMANCE DAWN for the new world

ということでメモ。

WorkerRoleを作って設定画面から、ログ用のストレージアカウントを設定します。(ストレージは作っておきましょう)

f:id:okazuki:20150921083143p:plain

そして、設定ボタンを押して詳細な設定をします。いろいろなログがありますが、今回はTraceで出力されるアプリケーションログを取得したいので、そいつを有効にしてます。WorkerRoleを作るとデフォルトで

Trace.TraceInformation("Working");

みたいなログ出力が入っているので、そいつが取れるようになります。

f:id:okazuki:20150921083430p:plain

そして、でっぷろーい!!

しばし待つと、こんな感じでテーブルが作られます。

f:id:okazuki:20150921083537p:plain

この中のWADLogsTableにログが入っています。開くと、Messageカラムにログが出てることが確認できます。

f:id:okazuki:20150921083910p:plain

注意点としては、デプロイしたときは診断が無効化されてるらしいのですが、Visual Studioからデプロイすると有効化されてるらしいです。ロールを右クリックすると有効・無効が切り替えられるようになってます。さらに、ここからログを見ることもできます。

f:id:okazuki:20150921084252p:plain