かずきのBlog@hatena

すきな言語は C# + XAML の組み合わせ。Azure Functions も好き。最近は Go 言語勉強中。日本マイクロソフトで働いていますが、ここに書いていることは個人的なメモなので会社の公式見解ではありません。

ReactiveProperty v0.4.0リリースしました

CodePlexにリリースのページ作りました。ついでにReactivePropertyのnugetパッケージを-Preが必要な状態から普通にインストールできる状態にしました。

前回のリリースからの違いは正直ありません。ReactivePropertyのプロジェクトとしては、無効化していた単体テストのプロジェクトを有効化して、テストが通るようにしたくらいです。因みにid:neueccさんがリリースしてたときと比べて以下の機能ダウン(!?)があります。

主な違い

  • Codeplex.Reactive.Asynchronous名前空間削除
    • WebClientやStreamをIObservableに変換するヘルパーメソッドが定義されていましたが、今の時代async awaitもあるし不要と判断して削除しました。必要な人は過去のコードから抜いてきてビルドするといいかなと思います。
  • ReactivePropertyクラスのSetValidateErrorメソッドとForceValidateメソッドとErrorプロパティの削除
    • IDataErrorInfoがPCLで使えなかったので、それに付随するメソッドを削除しました。これからはエラーの通知はINotifyErrorInfoいっぽんに統一されたということで、シンプルにね。
  • INotifyPropertyChangingのObservePropertyChangingメソッドの削除
    • INotifyPropertyChangingインターフェースがPCLで使えなかったのでこれも削除です。
  • UIDispatcherHelperの内部をDispatcherからSynchronizationContextに変更
    • DispatcherがPCLで(以下略