かずきのBlog@hatena

日本マイクロソフトに勤めています。XAML + C#の組み合わせをメインに、たまにASP.NETやJavaなどの.NET系以外のことも書いています。掲載内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

ReactivePropertyで自動でUIスレッドにイベント発行を変えるのを抑止する

普通はいいんですが、UWPとかでマルチウィンドウとか、共有コントラクトとか使うとUIスレッドが複数生成されて、UIスレッドが1つという前提に立ってるReactivePropertyだと、ちょっと嫌な感じになってしまいます。

そんなときは、Appクラスの初期化処理で以下の1行を追加すると、現在のスレッドでイベントが発行されるようになります。

// 余計なスレッド切り替えは自動でしないで
ReactivePropertyScheduler.SetDefault(CurrentThreadScheduler.Instance);

あとは、ViewModelあたりで明示的にSynchronizationContext.Currentを使ってObserveOnをしてやればUIスレッドに処理を移動させたり、もしくは、明示的にSynchronizationContextSchedulerを使ってReactiveProperty関係のクラスを作ればいいです。(明示的にSchedulerを指定する場合は、別にReactivePropertyScheduler.SetDefaultしなくても大丈夫。

// 現在のVMが今のUIスレッドでインスタンス化されること前提
this.Time = new ReactiveProperty<string>(new SynchronizationContextScheduler(SynchronizationContext.Current));