FreetelさんがKATANA01を日本最速で出す!と言っていたら、YAMADA電機さんがEveryPhoneをそれより前に出すとしれっと出してきたかと思ったら、マウスコンピュータさんがMADOSMAに対して3000円でWindows 10 Mobileにアップデートしますよと言って来たり、ここ数日Windows 10 Mobileまわりは楽しい感じになってきてます。そんな中、私もMADOSMAをWindows 10 Mobileにしてきました。
壁紙がデフォルトでWindows 10と同じあたり統一感を感じます。Windows 10からは、同じOSという立ち位置のMobile版という雰囲気を醸し出しているのですが、壁紙1つとってもその雰囲気を感じ取ることができますね。スタート画面はこんな感じになります。壁紙を背景にして、前に半透明のタイルが置かれてるのがデフォルトの見た目になります。Windows Phone 8.1のころみたいに背景をタイルからのぞき窓のようにのぞくような見た目にも設定をいじることでできるようになっています。ここら辺は好みに合わせてカスタマイズ可能です。
コルタナさん
Windows 10の目玉機能の1つであるコルタナさんも、日本語に対応した状態で登場してきました。Windows 10 Mobileが日本に上陸するタイミングでギリギリセーフでリリースされました。コルタナさんは、AndroidやiOSにもある音声によるパーソナルアシスタント機能で、色々なことをしてくれます。例えば「カレンダーに予定を入れたいんだけど」と話しかけると以下のような感じでカレンダーの予定を作ろうと色々訪ねてきてくれます。
その他に「歌ってください」とかいうと歌ってくれたりもします。
正直、まだSiriとかみたいにこなれていませんが、これからどんどん賢くなっていくと思うので色々話しかけてあげるといいと思います。
スマートフォンですること?Twitterに決まってるでしょう。ということで、結構な人がスマートフォンを使ってTwitterをしていると思います。ここでは、私のお勧めのTwitterクライアントを2つ紹介したいと思います。
Aristea
まず最初は、Aristeaです。
マルチカラムのユーザーストリーム対応の高機能ツイッタークライアントです。流れるようなタイムラインがお好みの人にはとてもいいと思います。これを1つ買うだけで、パソコン版でも同じTwitterクライアントを使うことができるのでお得です。パソコン版はパソコン版でTwitterを楽しむための機能がよく作りこまれているクライアントになります。アカウント情報やタイムラインの設定などWindows 10とWindows 10 Mobile間で同期されるため、非常に使い勝手がよくできています。
Tweetium
Tweetiumは、Aristeaとは違いじっくりタイムラインを眺めるのに向いていると個人的には思います。Aristeaがタイムラインが流れていくようなイメージなのに対して、Tweetiumは、タイムラインを追いかけていくようなスタイルのTwitterクライアントになります。
こちらも、パソコン版と設定の同期などが可能になっていますが、個人的にはパソコン版の使い勝手は好きじゃないのでお勧めはそんなにしません…。Windows 10 Mobileのほうはとても使いやすいんですけどねぇ。
Tweetiumのいいところは抜群の安定感にあります。なかなか落ちない上に使いやすい。そんな素敵アプリケーションです。
Twitter公式
一応公式クライアントもあります。まぁ一通りできるんでいいんじゃないんですかね。お勧めじゃぁないです。
通信の使用状況を見たい
話が突然マニアックな方向に行きますが、最近のモバイルの通信環境は7GBを超えると速度制限がかかるというのが一般的だと思います。そのため自分が今どれくらい使ってるのか把握したいという要望はよくあると思います。Windows 10 Mobileでは、この機能が非常にわかりにくいのですが結構いい感じに出してくれる機能があったりします。
「すべての設定」→「ネットワークとワイヤレス」のデータ使用状況を長押しするとスタート画面にピン留めできるようになります。(普通気づかないよ!)
編集のリンクをクリックすると、通信料の算出の開始日とか細かい設定ができるようになるので、ここで自分の状況に応じた設定をしておくと捗ります。
Office
Windows 10 MobileではOfficeが使えます。最近は、Microsoftの姿勢が変わってきて、より多くの人に使ってもらうためにAndroid版とかiOS版も出てるのでWindows 10 MobileにOfficeがついているのは他のOSに比べて取り立てて強みだ!と言えるようなものではないですが、Word, PowerPoint, Excel, OneNoteが他のOSと同じ感覚で使えるのはとてもいいことだと思います。
特にPowerPointは、発表資料の脳内リハーサルや人の発表資料を閲覧出来るため、個人的にスマホのOfficeの中で一番よく使うものになります。再現性もかなり高く本当にパソコンとそん色なく閲覧ができます。ExcelとWordは、個人的にはあまり使わないかな?どういう用途があるのでしょうか。仕事なんかでExcelやWord文書をよく使う人は閲覧にいいかもしれません。MADOSMAではサポートされていませんが、Continuumで大きなディスプレイとマウスとキーボードと接続したときには、とても強力なツールになることは間違いないと思います。
OneNoteは、メモを取るのに結構便利なアプリケーションです。愛用しています。Windows 10とWindows 10 Mobileでデータを共有できるので必要だと思ったことなんかをPCとかでささっとメモっておいたり、出先でちょっとしたことをOneNoteにメモっておくなど色々ノートをとるのに便利です。私の場合は、Microsoft MVP Global Summit 2015でアメリカに行くために必要な情報なんかをOneNoteにまとめておいて管理するなどという使い方をしました。PCでWebページの重要な情報をOneNoteに張り付けて保存して、出先でWindows Phone(その当時は8.1でした)で確認するという使い方をしていました。Windows 10 Mobileでも同じような使い方ができると思います。
これは、パソコンでOneNoteに手書きで書きなぐったメモをWindows 10 MobileのOneNoteで見ているものです。こういうものもきちんと再現してくれるあたりすごい便利です。
メール/カレンダー
ちょっとスクリーンショットを載せれないので文章だけになってしまいますが、メールとカレンダーのアプリもWindows 10 MobileとWindows 10で共通化されています。使い勝手は、必要最低限に達したという感じでこれからどんどん便利になっていくと思います。一緒に育っていく様子を見ていけるので個人的には楽しみにしています。
Edge
標準ブラウザはIEからEdgeになりました。Windows 10ではIEとEdgeという感じですが、Windows 10 MobileではEdge一本になりました。使い勝手は普通にブラウザなので割愛します。本当に普通です。
最後に
とりとめもなく、気づいたことを書いていきましたが、いよいよWindows 10 Mobileが日本に来ました。Windows Phone 8時代の暗い暗い時代から一転して、これからどんどんWindows 10 Mobileのデバイスが出てきて、どれを選ぶか悩んでしまうような状態になってしまっています。これはとてもうれしい悲鳴です。
Windows Phone界隈では有名なおでさんが、Windows 10 Mobileの端末を表にまとめてくれているので、どれを買うか悩んでる人は参考にするといいと思います。
ガチでした。YAMADA電機から「EveryPhone」が発売されます!od10z.wordpress.com
たぶん現状で最新の表があるのは、上の記事のはず…。
1つ罠として、LINEアプリが現状ではWindows 10 Mobileに対応していないためその点だけは気を付けてください。これは時間が解決してくれると思いますが現状LINEが必須な人は要注意です。