縁あって発売前ですがプログラミングの魔導書 〜Programmers' Grimoire〜 Vol.2の中身を拝見させて頂く機会を頂きました。Twitter凄いです。
一週間ほど前から以下のページで予約が開始されています。
PDF版は予約期間が過ぎても購入できますが書籍版は、予約期間(2011/10/4(火)まで)で予約したぶんしか作られないみたいです。
中身紹介
この本を一言で表すと濃いです。まず、扱ってる言語だけを見ても以下の通り。
この言語使いの人達には申し訳ないですが、お世辞にもメジャーでばりばりお仕事につかえるぜ!!っていう言語はC++(これも最近は限定的な気がします)くらいだと私の周りを見てて思います。
ただ、D言語、F#、Scalaなどの本書で取り扱われてる言語の優れた点というのは今後のプログラミングを行う上では必須となるような特徴を兼ね備えた言語だと思うので話題としてはホットな言語だと思います。なので、この手の言語の入門的なコンテンツは探せばあったりすると思います。ただ、この本の凄いところは、これらの言語を骨の髄までしゃぶりつくしてもまだ足りないというところまで深淵に踏み込んだことをしてるということです。変態的(ほめ言葉)だと思います。
ただ、この変態的というのは現段階において変態的というだけで近い将来変態的な技巧の中からいくつかは市民権を得て一般的に使われたり、市民権を得なくても一般的に使われてるライブラリの内部実装では、普通に使われていく類のものが多いと思います。
この他にBoostを使ったTwitterクライアントの開発なんかも見ていて面白いと思います。TwitterクライアントといえばC#やVB, Java, AIRなどで開発されてるものが多いような気が個人的にしてるのですが、これを皮切りにC++でネイティブにねっとりとからみつくタイプのTwitterクライアントというのも面白いかもしれません。「世界で一番早いTwitterクライアント!」というのを目指すのも一興でしょう。
とまぁ書籍の紹介なのか私の適当なお話なのかわからなくなってきましたが、プログラミングは出来て作りたいプログラムも組めるんだけど、何か次のステップに進むのに壁を感じてるという人が読むと次のステップへと引きずり込まれるかもしれません。お勧めです。