かずきのBlog@hatena

すきな言語は C# + XAML の組み合わせ。Azure Functions も好き。最近は Go 言語勉強中。日本マイクロソフトで働いていますが、ここに書いていることは個人的なメモなので会社の公式見解ではありません。

PeopleハブとMeハブを使った快適SNS生活 #IS12T #wp7jp

IS12Tを入手して、無事Windows Phone 7.5を使える環境になりました。キャリアメールへ非対応など、何点か気になる所はありますが、キャリアメールなんて飾りです!!と言い聞かせてるので平気です。(私への連絡手段が携帯メールが主流だった人にとっては致命的かも・・・?)

とまぁ、25日に購入してから5日たったので使ってみた感想をつらつらと書いていってみようと思います。

購入初期

まずは、Twitterを結構ヘビー(規制はされない程度)に使ってるのでTwitterクライアントは必須だと思いmoTweetsやrowiというソフトを試してみましたが、使い勝手はAndroidのころに使ってたtwiccaに比べて悪いように感じました。なので、タイムラインを追いかけるのにTwitterクライアントを起動して、Facebookを見るのにFacebookアプリを起動して...などのように、従来のAndroidのころにしていた使い方を、せっせとやって、当たりのアプリケーションを探すのにやっきになっていました。
結果としては、このアプリ探しでは以下の2アプリが最終的に残りました

最終的に手にしっくりくるTwitterクライアントやFacebookのアプリはありませんでしたが、クライアントでないと出来ない機能にアクセスするために以下のアプリを残しています。

SNS(TwitterFacebook)との接し方

Windows Phone 7で、従来のようにアプリ中心に考えてSNSに接するというスタイルで使ってるときに、ふと思い出したことがありました。

私が今現在感じていることが書いてあったので上記の記事内から引用します。

この中で最も重要なのが、「人を中心としたコミュニケーション」にある。通常、人とのコミュニケーションは、メールやツイッター、フェイスブックなどのアプリを起動するところから始まる。しかし「Windows Phone 7.5」では、「手段からではなく人から入る」(石川氏)。

 それを象徴するのが、前回解説した「peopleハブ」だ。はじめに人を選び、それからコミュニケーション手段を選択するという流れは理にかなっているし、とてもわかりやすい。

そう、Windows Phone 7にはPeopleハブがあり、こいつでTwitterのタイムラインやFacebookのウォールを眺めることができる。これは、一応知ってたので最初は使おうとしてたのですが、いかんせんAndroidのtwiccaのように痒い所に手が届かないので一番に放り投げてしまいました。

でも、それは機能から入るという使い方をしていたせいだと自分に言い聞かせ、スタート画面からTwitterクライアントを消しPeopleハブでTwitterなどの流れを見て、MeハブからTwitterへの投稿をするように運用を変えてみました。そうして2日くらい使ってみてことを書き出してみます。

Peopleハブの"新着情報"

Peopleハブを起動すると表示される新着情報があります。こいつはタイムラインを表示してくれます。上から下にスクロールしていくことで、時系列とは逆にタイムラインを追っていくことになります。
そして、つぶやきをタッチすることで返信をしたり、つぶやきの中のURLなどのリンクをクリックしてブラウザを起動することができます。


少しわかりにくい機能として新着情報のつぶやきの左端の人の名前をタッチすることで、その人の新着情報を見ることができます。何か気になることを言ってる人がいたら名前のところをタッチして、その人が何を言ってたのか確認することができます。また、その人の新着情報で横にフリックするとプロファイルを見ることもできます。プロファイルから、メールを送ったりTwitterで呟いたりFacebookのウォールに書き込んだりできます。

Peopleハブの"最新"

このようにPeopleハブの新着情報でチェックした人はPeopleハブの最新情報の右側にある最新というところに表示されるようになります。過去8人ぶんくらい表示されて、しばらく眺めてるとアイコンと名前と最新のつぶやきが切り替わって、なんとなく誰が何を言ったのか俯瞰できます。
もちろん、人のアイコンをタッチすると、その人のプロファイルを表示することができます。

Peopleハブの"すべて"

すべてといっても、自分のアイコンと最新の呟きとアドレス帳やSNSに登録されている人が一覧で表示されているだけの画面だと認識していました。
かなり最近まで知らなかったのですが、ここで自分のアイコンをタッチするとMeハブが起動してきてTwitterに呟くことができます。PeopleハブからTwitterに呟くときは、この経路でやるのが一番らくだと思います。(次点で、戻るボタンの長押しによるタスク切り替えでMeハブに行く)

Peopleハブでグループの作成

Peopleハブの"すべて"で+ボタンを押すことでグループを作成することが出来ます。グループは20人までの人をまとめて管理するための機能です。アドレス管理にありがちな機能なのと、個人的にグループわけしてアドレス帳を管理するということをやらない人だったので使わない機能と思い込んでましたが、スタート画面にグループを表示できるということを知ってからは、必要最低限ですがグループを作るようになりました。

グループをスタート画面に表示させると、グループ内の人のアイコンや最新のつぶやきがパラパラと切り替わり、スタート画面がにぎやかになります。グループをタッチすることで、そのグループ内の人のアイコンと呟きのタイル表示と、そのグループ内の人に絞った新着情報が表示されます。これで、いつも興味深い内容をつぶやいてくれる人を固めておくことで、気になる人が何か呟いたのを見逃さずにチェックできる可能性が高くなります。
私は、とりあえず4グループ作って、そのうち3グループをスタート画面に表示させてます。


このグループをスタート画面に表示するという使い方ですが、ウサミミのアイコンと真面目な顔の人のアイコンを同じグループに入れたりすると、アイコンがパラパラと切り替わる途中で、真面目な顔の人がウサミミになったりと楽しい副作用もあります。お勧めです。

Meハブ

Meハブは、SNSで自分に対するリアクションがあったことを通知してくれます。これは、以外に便利でTwitterFacebookをまとめて教えてくれるので素敵すぎます。Meハブの"プロファイル"では、メッセージの投稿やチャットの状態を設定できます。

Meハブの"通知"で、SNSで自分に対してあったリアクションをリストで表示してくれてタッチすることで詳細を表示してくれます。そこから相手に返信をしたりすることが出来ます。

Meハブで個人的に一番謎だった"新着情報"は、自分の呟きを表示してくれます。自分の呟いたことを見て何が楽しいのか最初はわかりませんでしたが、自分の呟きにリプライがついたりすると、リストの右側に数字が表示されたりします。大体は"通知"で把握できるのでお世話になることは少ないですが、ちょっと自分の発言をさかのぼって誰かが反応してないか見るという楽しみ方もあるのかもしれません。

現在のスタート画面

という感じで、PeopleハブとMeハブの使い勝手がわかった結果、以下のようなスタート画面の構成になっています。上から順に以下のタイルが並んでいます。

  • カレンダー
  • Meハブ
  • Peopleハブ
  • 見ておきたい人を集めたグループ
  • 開発関係で見たおきたい人を集めたグループ
  • Office
  • メール(GmailHotmailをリンクしています)

ここまでが、初期状態で画面に表示される部分になります。さらに以下のタイルが続きます。

  • RSSToGo
  • Facebook
  • Nel
  • Messaging
  • NAVITIME for au
  • rowi
  • Picturesハブ
  • 電話
  • MSNニュース for au
  • 家族をまとめたグループ
  • favstarの自分のページへのリンク
  • #wp7dev_jp -RTでTwitter検索したページへのリンク
  • #IS12T -RTでTwitter検索したページへのリンク

こんな風にとりあえず落ち着きました。

買った当初感じてた不満で解消した点

買った当初はTLを追いかけるのもいまいちなアプリばかりだし、どうしようと思ってましたがPeopleハブを中心にして繋がりのある人を整理して見逃したくない人の呟きをきちんと見れる状態にすることと、Peopleハブで、そのときそのときのSNSでの呟きを眺めることで、見たいものを見逃してしまうかもという不安はだいぶ減りました。

自分に対するリアクションはMeハブが拾ってくれるので、こちらも心配する必要はありません。ゆったりかまえておけます。

まだ不満なところ

コメントつきRTやTwitterの保存した検索やハッシュタグの挿入や、リプライのときの@〜と打ち込んだときに何も補助してくれないなど固有のSNSに依存した機能のサポートは弱いので、そこは不便です。Twitterのふぁぼが出来ないという点は、人によっては致命的なのかもしれませんが、ふぁぼ魔ではないので私は問題ありません。
Twitterの検索は、Twitter検索したページをタイルの下のほうに表示してることでなんとか凌いでいますが、これはあまりいいやり方ではないように感じています・・・。SNSの検索結果も1つの人として定義できたらいいのにな〜と思う今日この頃です。

まとめ

スマートフォンを作り手のコンセプトに沿って使うというのが割りと好きなので、なかなか楽しくWindows Phone 7の使い方に染まることができました。そういうのが苦手な人には、もしかしたらAndroidのように俺色に染めれるのがいいのかもしれません。

最後に、紹介記事で「使っていて気持ちいい!!」というフレーズをよく聞きますが、これはWindows Phone 7を、こう使ってほしい!という作り手の思いに気づき、その思想に浸っていくことを気持ちいいと感じるのではないかな?と個人的に感じました。