かずきのBlog@hatena

すきな言語は C# + XAML の組み合わせ。Azure Functions も好き。最近は Go 言語勉強中。日本マイクロソフトで働いていますが、ここに書いていることは個人的なメモなので会社の公式見解ではありません。

Blend for VS2013 RCにXAMLでのBehavior復活!!(ただしWindows 8.1のみのもよう)

Windows ストア アプリを作るうえで最大の不満点。WPF, Silverlight(いい子だったのに…), Windows Phone(一台しか出てないけど…)と歴代のXAMLプラットフォームを触ってきた人にとってはかなりストレスになったと思われるWindows ストア アプリにBehaviorが無いという問題ですが、Windows 8.1のストアアプリでは解決されそうです。 Windows ストア アプリ(8.1)を新規作成してBlendで開いてみるとビヘイビアーが復活しています。

f:id:okazuki:20130915175011p:plain

RCの段階で追加されてるBehaviorは以下の10個です。

  • ○○Action系
    • CallMethodAction
    • ChangePropertyAction
    • ControlStoryboardAction
    • GoToStateAction
    • NavigateGoToPageAction
    • PlaySoundAction
  • ○○Behavior系
    • IncrementalUpdateBehavior
    • DataTriggerBehavior
    • EventTriggerBehavior

今までのBehaviorと違うのは○○Triggerという名前の人がいなくなった点ですね。○○TriggerBehaviorという名前に変わってます。名前が変わった点にさえ気を付ければ、そんなに使う分には困らなさそうです。例えば、Rectangleに、InvokeCommandActionをデザイナ上でドロップすると、以下のように間にEventTriggerBehaviorがはさまれた状態で追加されます。

f:id:okazuki:20130916123440j:plain

EventTriggerBehaviorのプロパティは今までと同じ要領でイベントを設定できます。

f:id:okazuki:20130916123720j:plain

Commandのバインドも今まで通りできる。

f:id:okazuki:20130916123817j:plain

これは、Windows 8.1のストアアプリは、今までの8のときのストアアプリよりもXAMLerにとってストレスなく作れるようになりそうです!!(ストアアプリのBlend for VS2013もExpressについてくることですし)